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京急ストア・もとまちユニオンでは5月10日(金)~6月30日(日)の期間中、「大切な人へ贈る 幸せ川柳コンクール」を開催し、家族や友人など、大切な人へ贈る川柳を募集しました。
応募作品は597句となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
特別審査員として、公益社団法人俳人協会会員でよみうりカルチャー講師も務められる 環 順子さんに選考いただいた入選作品と作品講評を発表いたします。
【入選作品①】
赴任先に 妻からホットな クール便
ペンネーム:ついにジー
単身赴任は心細く寂しいものである。そんな折、奥様から心温まる手づくりの惣菜がクール便で送られてきた。もちろん好物の品が・・・ 〈ホット〉と〈クール〉との取り合わせが良いですね。
【入選作品②】
母さんは 心も腹も 太っ腹
ペンネーム:江戸川散歩
一家を取り仕切るお母さんの、毎日の奮闘ぶりが、頼もしく感じます。
【入選作品③】
風呂敷に 包み切れない 「有難う」
ペンネーム:ロン太郎
日ごろは、なかなか「有難う」と、いう事が少ないかもしれない。しかし、「有難う」と言う言葉ほど心が満たされる表現はないであろう。夫婦、親子、友人・・・日常の生活の中で小さな事柄にでも感謝の気持ちを表してほしいものです。作者は「有難う」の言葉が、風呂敷に包み切れないほどあり、素晴らしいことである!
【入選作品④】
手料理に 愛という名の 隠し味
ペンネーム:安田蝸牛
<愛という名の隠し味>とは、実に言い得て妙であり、最高の措辞ですね!粋さを見る作品でした。
【入選作品⑤】
妻だから 運転出来た 火の車
ペンネーム:破れ蓮
家族が安泰に生活できるために常に安全運転しておられた奥様へは是非とも〈感謝状〉を差し上げて下さい。
【総評】
この度の川柳コンテストのテーマは、①大切な人への感謝の気持ち ②大切な人と食べた思い出の味でした。テーマに沿った多くの作品に出会うことが出来有難うございました。
優秀作品5作品の選に大変悩みましたが、特に私の心に沁みた作品を選ばせて頂きました。
今後とも、感謝の気持ちと、沢山の思い出を作って下さい。皆さまの幸を祈念致しております。